Covenants Watch のご紹介

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普遍的人権の実現を推進し、すべての人が平等な尊厳と権利を享受できる社会を目指しています。

人権規約施行監督連盟(Covenants Watch、以下 CW)は台湾の非政府組織(NGO)で、普遍的人権の価値を広め、すべての人が平等な尊厳と権利を享受できるよう活動しています。2009年4月、台湾の立法院は「市民的及び政治的権利に関する国際規約及び経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約施行法」を可決しました。これにより、国連の最も重要な二つの人権条約(国際人権規約)が国内法としての効力を持つこととなり、台湾は人権の価値を守る決意を世界に示しました。

しかし、長年国際社会から排除されてきた政治的現実のため、台湾の人々は急速に発展する国際人権基準になじみが薄く、政府機関でさえその具体的な内容をよく知りませんでした。このような大規模な改革をどう進めればよいのか。2009年12月10日の世界人権デーに、民主化運動の先達である黄文雄氏の呼びかけのもと、40を超える人権団体、弁護士、研究者・専門家が、国際人権規約から生じる人権上の義務を政府が果たしているかを監視する連盟の結成を宣言しました。その後、立法院がほかの人権条約の施行法も次々と可決したことに伴って活動範囲が広がり、現在の「人権規約施行監督連盟」に改称しました。

設立の経緯

2009年4月、立法院は「国際人権規約施行法」を可決し、最も重要な二つの国際人権条約に国内法としての効力を認めるとともに、国際人権システムの規範と制度を自ら遵守する決意を国際社会に示しました。長く国際社会から排除されてきた台湾にとって、それまで抽象的で遠い存在だった国際人権基準が、国内の法秩序の一部となったのです。

しかし、政府機関を含む多くの人々は国際人権の内容になじみがありませんでした。この巨大で全面的な制度改革をどう始動させればよいのか。同年、黄文雄氏が40を超える人権団体、弁護士、研究者に呼びかけ、12月10日の世界人権デーに、国際人権規約から生じる義務を政府が果たしているかを監視する連盟の設立を宣言しました。

その後、政府は2011年に「女子差別撤廃条約施行法」を、2014年に「子どもの権利条約施行法」と「障害者権利条約施行法」を可決しました。連盟の活動範囲もそれに伴って広がり、「人権規約施行監督連盟」に改称しました。2016年には正式に法人登記を行い、台湾の人権保障の仕組みの実現と深化に向けて、たゆまず取り組み続けています。

活動内容

政策提言

台湾政府に対し、国家レベルの人権保障の仕組みを強化するよう働きかけています。具体的には、パリ原則に則した国内人権機関の設立、各省庁の人権施策を調整する人権担当部署の行政院への設置、立法や政策立案における「人権影響評価」制度の導入などです。

条約実施状況の監督

4年に一度行われる人権条約の国際審査への市民団体の参加を促進・調整し、政府から独立した人権報告書と改革提言を提出しています。審査と審査の間には、さまざまな関係者と連携して、国際専門家が示した総括所見と勧告を政府が実施しているかを監視しています。

情報発信

読書会、ワークショップ、講演会などを通じて、台湾社会における人権課題への認識と理解を深めています。こうした学びの場は知識を共有する場であると同時に、人権活動家と一般の人々が、国際人権規範を地域でどう生かすかをともに考えるきっかけにもなっています。

調査研究

法制度と政策に関する綿密な調査研究を行い、国際的に有用な基準、実務ガイド、教材を紹介することで、専門的で信頼できる人権の知識と改革論議の基盤を提供しています。台湾政府の人権施策の能力強化を支援し、人権指標や人権統計などのモニタリング手段の開発にも取り組んでいます。

連盟の目標

国際人権基準の国内への定着

CW は国連の九つの主要人権条約の国内法化を推進し、政府が国内の法律と政策によって国際人権の内容を実現しているかを監視して、すべての人の平等な尊厳と権利を守り、促進します。

人権条約の報告と審査への参加

台湾は他の国連加盟国のように、国内の人権状況を検証した「国家報告」をジュネーブの国際人権専門家に定期的に審査してもらうことができません。いわば試験の答案を書いても採点してくれる先生がいない聴講生のようなもので、改善の余地は限られていました。しかし市民社会の粘り強い働きかけにより、台湾は国連の現行の条約審査制度に匹敵し、ある面ではそれを上回る報告・審査の仕組みを築き上げ、多くの困難を乗り越えて経験豊かな国際人権専門家を台湾に招き、国際審査を行ってもらっています。専門家は政府代表団や市民団体と直接深い対話を重ねたうえで、政府が人権をさらに改善・実現するための「総括所見と勧告」を示し、それが4年後の次回定期審査の基準となります。CW は設立以来、国際審査制度の台湾への定着を積極的に推進してきました。多くの団体をつなぎ、力づけ、調整して国際人権規約の国際審査(2013年に初回審査)に参加し、政府報告を市民社会の視点から最も包括的に検証した「パラレル/シャドーレポート」を提出して、この新しい仕組みを通じて政府の人権施策を後押ししています。

国内の人権保障の仕組みの発展

政府に対しては、現行制度における人権保障の仕組みの改善も求めています。国家人権委員会と行政院の人権担当部署の設置を提唱し、人権指標、人権統計、人権影響評価などの手段の導入を働きかけています。

市民の人権意識の向上

CW と会員団体は、市民の人権意識を高める活動にも力を入れています。記者会見、デモ行進、抗議行動などを通じて具体的な事件をめぐる政府の人権施策を監視し、ワークショップやシンポジウムで人権課題を深く議論しています。また、市民に開かれた定期講座「人権水曜日」を企画し、毎月第1・第3水曜日の夜に人権のために集まっています。

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